新日曜ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」の主題歌に決定するなど、日本でも大人気のビリー・アイリッシュ。彼女が人気の理由や、ライブの情報などチェック!
第62回グラミー賞でビリー・アイリッシュが18歳にして史上最年少で女性としても初5冠を達成!
年間最優秀楽曲賞、最優秀新人賞、年間最優秀アルバム賞、年間最優秀レコード賞の主要4部門を独占し、最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムも受賞。
来日情報はこちら!
開催日:2020年9月2日(水)
公演会場:横浜アリーナ
チケット:2020年1月27日(月)より先行発売開始!!
アリーナSS(スタンディング):15,000円
アリーナS(スタンディング):12,000円
スタンドS席:10,500円
スタンドA席:9,500円
公演特設ページ : www.BillieJapanTour2020.com
◾️ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)とは何者なのか
2001年ロサンゼルス生まれ。11歳の頃から楽曲制作をはじめる。2015年、13歳の頃に兄が制作しビリーが歌った「Ocean Eye」をSoundCloudにアップしたところ、翌朝には様々なレコード会社からメールが殺到していたという。この曲を機にポップ界の神童として歩み出した。
2017年にリリースしたEP「Don’t Smile At Me」でさらなる注目を浴び、デビューアルバム発売前からSpotify再生数は数十億を越え。ツアーも即完売。
2019年3月にリリースされたデビューアルバム「When We All Asleep,Where Do We Go?」は前記した通りグラミー賞を独占状態で世界中のティーンエイジャーを熱狂させている。
◾️彼女の魅力とは
インタビューを読んでも感じるのは、彼女は誰にも媚びたりしない。仕事関係者にも、男にも、自分自身にも。
自分が何を考え何を求めているのかをはっきり理解し、それを表現する力がある。
曲、詞、着る服、MVのアイディア、インスタの運営、どれをとっても彼女は他人に任せたりはしないし、音楽のジャンルや既成概念をぶち壊し新しい道を切り開く、時代を牽引するD.I.Y.アーティストである。
また、彼女が同世代のファンを熱狂させている理由の大きな利有の1つに奇抜でダークなパフォーマンスや、センセーショナルなリリックの表現がある。悪夢や恐怖、憂鬱、不安など影のある内容も多いが、それがティーンの心にリアルな共感を生む。
そしてファンと真摯に向き合う彼女の発言は深く響く。
彼女がライブで語った言葉で印象的なものがある。
「私がみんなにお願いしたいことは、いまこの瞬間を生きてほしいということ。(省略)もう2度とこの瞬間が戻ってくることはない。この時代の、この日の、この時間には戻らないの。人生のうちに訪れる一瞬のできごとだよ。もし、いまみんながハッピーでも、悲しくても、それともみじめな気持ちだとしても、もしなにかが気がかりでも、喜びの頂点にいても、その気持ちを目一杯感じてほしい。それが良い気分でも悪い気分だとしても。それは、今しか感じられない感情だから」
SNSでタレントやアーティストの華やかな姿を見て憧れる人も多いが、憧れは気持ちが高揚する反面、現実を振り返り暗い影を落とす事がある。現在の若者が求めているのは、偽りの自分ではなく本当の自分を自分自身で認めたい、それを理解してくれる存在が欲しいという気持ちがあるように思う。ビリーアイリッシュはその象徴なのかもしれない。