健康

新型コロナウイルスから自分を守る。症状と対策方法!マスクより大切なこと

投稿日:2020年1月24日 更新日:

※2/2更新

新型コロナウイルス 潜伏期間や致死率は?予防になにをしたら良い?

中国はそろそろ旧正月。春節を迎え日本にも沢山の旅行者の方が来るはずですが、心配なのは新型肺炎を起こす「新型コロナウイルス」ですよね。

12月31日に武漢市が発表した原因不明の肺炎の起因ウイルスは、新しいコロナウイルスであることが確認されました。肺炎や、発熱、呼吸困難などの症状がみられており、最悪の場合死に至ることもあります。

◆コロナウイルスとは

そもそもコロナウイルスとは何なのでしょうか。

今まで6種類のコロナウイルスが発見されており、その中の4種類は主にヒトに感染します。その4種類は、いわゆる「風邪」のウイルスのことで、多くは軽症で済みます。

残りの2種類は大きなもので、覚えている方も多いかと思いますが2003年に流行したSARS、2012年に流行したMERSです。動物由来ではないかと言われている SARSとMERSですが、致死率が高いため感染すると大変でした。

では今回の7種類めとなる新型のコロナウイルスはどうでしょうか。

◆新型コロナウイルスの特徴

・感染経路について

飛沫感染と接触感染が考えられます。1月20日に確認された症例数から急増し、2/2の時点で304人が死亡、1万4380人の感染を確認。

・症

厚生労働省のサイトによると、

発熱、全身倦怠感、乾いた咳。入院患者では呼吸困難も多い。

とのこと。

感染した患者の男性によると「最初は風邪だと思った。」

初期症状はめまいや、頭痛、四肢の痛みで、翌日は症状が悪化し全身の倦怠感、高熱があったようです。ただ、発熱せずに死亡した感染者も現れており、感染者の発見がより困難になっています。

潜伏期間 

短くて2-3日、長くても10-12日で、平均7日程度だとされています。

・感染力

感染者は週ごとに倍増しています。まずは自分自身でしっかりと予防をしましょう。

・予防法

「通常の感染症対策が大切」とのこと。手洗い、うがい、マスクでの対策、アルコール消毒、免疫力を上げる、人の多い場所になるべく行かない、など。

今一度、正しい予防方法を見直してみましょう。

・素手で公共物を触った場合、その手で目や鼻、口など粘膜を触らない

粘膜から感染します。接触感染を防ぐためにドアノブやつり革、スイッチなどを触った手はすぐに洗いましょう。

・手洗い 

こまめにすることが大切。指先や、爪の間、手のしわ、指と指の間などが汚れが残りやすいので注意して洗ってください。時間にすると30秒ほどかけて洗うのが良いです。

・うがい

喉が乾燥すると、喉粘膜に傷がつきやすくなりウイルスが侵入しやすくなります。

喉についた菌を落とすのはもちろんですが、喉を刺激して粘液の分泌や血行をよくすることで、喉の防御機能が高まります。うがいのコツは、はじめに上は向かずに口をゆすぎ、校内が綺麗になったら上を向いて「ガラガラ」します。その時に、声を出すと奥まで洗浄できます。ただの水でも効果はありますが、うがい薬を使った方が更に効果があがります。

・マスク

マスクは原則使い捨てなので、1日1枚を目安に使用してください。(医療関係の方は感染症の菌に触れる可能性が高いため、1日に数回取り替えているという話を聞きました。)菌がついたマスクを度々使うと逆効果になります。

ウイルスをシャットアウトする、という目的ではガーゼで出来ているマスクだとウイルスが通過しやすいので、不織布のマスクの方が予防効果が高いです。

鼻を出したり、鼻の部分に隙間がある、顎が出ているのは効果がありませんのでしっかりと覆いましょう。使用したマスクはウイルスがついている可能性があるので、マスクの表面には触れず耳付近のゴムを掴んで外しすぐに捨て、手を洗ってください。



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